日本人の心ともいわれる、桜。
見るとなんとなく心惹かれますよね。
滋賀や京都ですとお寺や神社も多いため目にする機会も多いです。
そんな、桜なのですが、たまに耳にするのが【立ち枯れ】です。
立ち枯れとは、外的要因によって倒れずに立ったまま枯れることを言います。
寺社仏閣やお城などに行かれた時、お見かけになった方もおられるかもしれません。
このような看板。
【桜が枯れてしまう恐れがあるため、根っこを踏まないようにお願いします】
桜の木は根を浅いところに張るため、根を傷つけたり、土を踏み固めてしまうと上手く栄養を得られず、枯れてしまうのだとか。
そして、桜の立ち枯れの原因はそれだけではありません。
害虫による被害も原因のひとつです。
それは、シロアリも例外ではありません。
桜の木はある程度の固さはあるものの、床材などに使われることもあるように“加工しやすい”木材でもあります。
つまり、シロアリとしても、餌となり得るものなんですね。
私たちの生活の身近にある、桜の木。
出来れば、10年後も咲いていて欲しいなと思います。
シロアリ防除エキスパート 高安 裕子