妙心寺大雄院 石河 法寛 ご住職
ご紹介を受けて弊社にご依頼下さいました。
Q1:ご紹介を受けた時、どのようにお感じでしたか?
・白蟻被害があり、ハネアリが出て、お風呂ですね、さあどうしようか?と思っていた。
・これまでも、「いるだろうなあ」とは思っていて、散布はした。
・前に自分が居た寺では、白蟻のやり取りを担当していた。縁の下に散布してもらったりして、「こんな感じのものなのかな?」と思っていた。再発はしていた。
・長慶(院)さん、智勝(院)さんに教えて頂いて、チラシ等を見て、(前の寺から大雄院に来て)10年以上経って、そんなやり方ができてるんだ、へぇ~っと、面白いと思った。
・長慶さん、智勝さんから、「すごい丁寧だから」とか、「ぐるりと回って現状、これからあり得る被害の話とかしてくれる」ときいた。
・それらが組み合わさって、すごい熱心な方が来られるからお任せしようと思った。
・実際に頂いたレポートを拝見させていただいて、ここに10年以上いるのに、「あ、そうなっているんだ」とか思うところ、例えばどこそこに湿気がたまっているとか、どんな生き物がいるとか。
・調査のご様子も、こう、地べたを這って、そうしてでも見にいったりと、プロフェッショナルな人が減った時代に、「いいご縁だなあ」と思った。本当に「いいご縁だなあ」と。
・「今ここで」というところ、「今を全力でやる」というところが「禅的」でして、禅宗ではそれを大事としておりまして、私のそこに響いていますから。もうお任せしようと、白蟻の事は委ねようと、そう思っております。「安心、本当に安心しております。」
・・・・・・(感無量)・・・・・・
・戒名を考える時にも調べつくしたりしますが、なれてしまわずに、みなさんからしたら一期一会の出来事、大事な事、白蟻についても同じ事が言えて、そこの共感があります。
・安心を与えるのは、「僧侶という生き方」に中でやることなのですが、同じように(白蟻の事で)安心を頂いて、お仕事ぶりを見て、素晴らしいご縁だなと。新しい技術でも安心して委ねられる、「職人」だなと、思いました。生態も教えていただいて、なるほどとも思い、安心が増した。修理、修理でやってきたから。
Q2:お知り合いが白蟻でお困りだとわかった際に弊社の事を教えてあげようと思いますか?
・調査書も総代会に見てもらった。総代の皆さん方も私も、入って行って見れない所、そこの所の説明が書いてあった。現状を総代さんに知っていただいて、素晴らしくよかったと思います。
・いくつも白蟻被害の案件に回っておられる中で、(なれてしまわずに)まめにやって下さる、そういう所が檀家さんのお気持ちにもよかった。
・既に他のお寺さんに、「シロアリとか大丈夫ですか?」と、変なあれじゃなく、「すごいよ」とか、「うちの場合は知らない間にあちこち被害に遭っていたよ」とか言っています。「どんなのだった?」と訊かれれば話すし。
・一緒に修業した人、総代さん、檀家さんに話していますが、檀家さんの中には古くからの大きな家の方もおられる。これからもお困りであればお話ししておきます。
・毎年お彼岸等に、なぶっている(手をかけている最中の)所の報告をしていて、今度の春もします。あれだけ丁寧な報告書は、いろんな業種のいろんな業者とお付き合いがある中でも、なかなかないものです。だから話をしやすです。
・僕も頑張らなくてはいけないなと、あらためて思った次第です。
(こうしたよい声のかけ合い、よい刺激の与え合いが大事だと思っております、今日のインタビューもまた感無量でした。と山下から御礼申し上げました・・・。)